
喫茶禅と武士道
初めまして、喫茶西アサヒ、創業家三代目、加藤大典ともうします。昭和8年の創業以来、みなさまにご愛顧いただいている、名古屋の喫茶文化の伝統を継承する目的で、新生、西アサヒ フランチャイズプログラムを進めてきております。名古屋円頓寺店をフランチャイズモデル第一号に、手探りながらも、創造的に相思相愛のフランチャイズオーナーの方々と西アサヒの伝統を受け継いでゆくことができれば幸せです。本来ならば、私が父や祖母、最盛期には7店舗以上で営業をさせていただいた西アサヒ、名古屋オリンピックの数多くの店員の諸先輩がたのように、お店に立って、伝統を受け継ぐべきなのですが、現在は縁の下から創業家としてフランチャイズオーナーの方々の成功をお手伝いさせていただきくのはもとより、ビジネスの成功だけではなく、様々なニーズをお持ちのお客様に満足していただき、地域の皆様にご愛顧頂けるつながりの「場」を提供することを目的としてきております。高品質なビジネスサービスの提供と地域貢献、文化発信のバランスのとれた、これまでのような本格的でオリジナルな西アサヒを今後ともよろしくおねがいいたします。
私事ですが、生い立ちを紹介させていただきます。
名古屋城のほとり、名城病院で、西アサヒの長男として生を受け、名古屋中学、名古屋高校、名古屋学院大学へと進学。米国の大学院に進学する前の約8年間を東京で過ごす。この間、名古屋が本社の製造業の東京営業部勤務をしながら、仕事後の夜間にコンピューターグラフィックやクリエイティブ事業の勉強と経験を重ね、J-COMブロードバンドのTVキャスターとしてデビュー。地方局の自由さを生かし、番組制作、出演を通して環境保全、社会変革を行う。その後、自分を再び鍛え直すために、毎朝5時から、英語と心理学の大学院レベルの自主勉強を行い、米国の大学院へ進学。これにより米国へ拠点を移す。渡米後、大学院の卒業研究の過程で、ノーベル平和賞受賞団体、米国フレンズ奉仕委員会より助成金の支援を受け、ニューヨーク、フィラデルフィアの米国内最高の犯罪率の地域で、若年層を対象にした軽犯罪後復帰支援活動を行う。大学院卒業後、コロラド州の大学で教職を得て転居。コロラド大学ボルダー校では心理学的葛藤解決、組織ガバナンス分野の研究員となる。その間、自らが開発してきた内的葛藤解決技術を世界に伝えるため、世界最大の全米紛争解決協会精神委員会、委員長選挙に立候補、当選、全世界の弁護士、調停員に内的葛藤技術のトレーニングと普及を行う。2007年、米国副大統領アルゴアのライブアースプロジェクトでは、日本担当部長として、日本側、政府、企業との交渉窓口を受け持つ。学会活動が評価を得て、ハーバード法科大学院インサイトイニシアチブよりスカラーシップを受け、メディエーションでの内的葛藤臨床プログラムを発表。全米弁護士会(ABA)でも、同プログラムの講演を行う。愛知県議会議員の米国視察団への所見の報告書を作成、議会報告書ならびに2012年出版の「ボルダーの挑戦」の一部として出版される。現在は、コロラド州の登録臨床心理士として、クリニック、個人開業で心理臨床を行うとともに、引き続き精神保健の専門家として裁判所及び市役所でメディエーター、調停員として臨床活動を行う。
代々、西アサヒの経営者は、喫茶店の経営者として、商売だけではなく、多くのお客様のお話を聞き、コンサルタントとしても活動していました。親身になって、お客様の話を聞くその姿勢を目の当たりにし、私もビジネスとともに対人援助、地域貢献の仕事を行っているのは、その影響だと感じます。今後も多くの方々と、古き良き名古屋の喫茶文化を継承、創造するとともに、「伝説の西アサヒ」復活へ向け、その暖簾を継承してみたいと希望されるフランチャイズオーナーの方々とともに精進してまいります。どうぞ、よろしくお願い致します。拝 daikato.wixsite.com/boulderfamilyinst
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